ヒアルロン酸豊胸の実態
ヒアルロン酸豊胸後の胸は硬い

ヒアルロン酸豊胸を受けた方の中には、仕上がったバストの感触が想像より硬いと訴える方が少なくありません。これには様々な理由が考えられます。

硬さの理由1

豊胸用のヒアルロン酸は、
顔用のものと種類・量が違う

粒子のサイズと質感が違う

ヒアルロン酸と言えば、顔の施術で使用する物をイメージされるかもしれませんが、このイメージでヒアルロン酸豊胸を受けられると、予想より硬く感じられるでしょう。豊胸で使用するヒアルロン酸は、顔に使用する物とは種類が異なります。皮膚の薄い顔に注入するヒアルロン酸は粒子が細かいのですし、一度に使用する量もごくわずか。一方、豊胸用のヒアルロン酸はボリュームアップが目的なので、粒子が大きく、使用量も多くなります。このため、どうしても硬く感じられるのです。

硬さの理由2

元々のバストが小さい

脂肪が少ないと注入物の質感が感触に影響する

もともとバストが大きく脂肪が豊富な方は、脂肪の厚みによって表面の手触りの硬さが緩和されます。一方、脂肪量が少なくバストが小さい方はその逆で、注入したヒアルロン酸の硬さがダイレクトに手で感じられることになります。

硬さの理由3

医師の技術不足

しこりになりやすい

ヒアルロン酸豊胸では、乳腺の下にヒアルロン酸を注入するのがセオリー。これを誤って皮膚の直下に注入してしまうと、硬さが強く感じられるようになります。また、皮下の浅い層は血流が豊富なので、ヒアルロン酸のような人工物に対する拒否反応が出やすいとも言われています。つまり、皮膚の浅い層にヒアルロン酸を注入してしまうと、しこりになりやすいというわけです。

ヒアルロン酸豊胸の実態
ヒアルロン酸豊胸で
デコルテを改善するのは困難

質感の硬さが気になりやすいゾーン

ヒアルロン酸豊胸の売りの一つは、自由に形を調整できることです。実際、谷間や左右差の改善は可能でしょう。ただ、万能ではありません。痩せ型の方やバストが垂れてしまった方たちの悩みとしてよく挙がるデコルテの改善は難しいでしょう。先ほども説明したように、ヒアルロン酸は乳腺や脂肪の下に注入しないと、触ったときに硬さがダイレクトに伝わってしまいます。ですから、鎖骨周辺にヒアルロン酸を注入することは現実的ではないのです。

ヒアルロン酸豊胸の実態
ヒアルロン酸豊胸の効果は
思っているより短く感じる

You will realize that the bust becomes smaller day by day

ヒアルロン酸豊胸の持続期間は1~2年程度だという話をよく耳にしますが、これは術後1~2年は手術直後の状態が維持できるという意味ではありません。1~2年かけて徐々に効果が無くなって行くという意味です。このような誤解から、手術後、思ったより豊胸効果が短いと感じる方はしばしばいらっしゃいます。

ヒアルロン酸豊胸の実態
ヒアルロン酸豊胸を繰り返すと
しこりのリスクが高くなる

手軽な反面、陥りがちなしこりトラブル

効果が数年で無くなってしまうヒアルロン酸豊胸。だったら何度も注入すれば良いとお考えになるかもしれませんが、しこりのリスクが高くなることから、当院ではお勧めしていません。
また、ヒアルロン酸を繰り返し注入すると、複数のしこりができることもあるようです。実際に当院では、片胸から40個以上のしこりを除去した経験もあります。

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このようなリスクを回避するためには

  • Point1. 豊胸手術の名医を見極める
  • Point2. 豊胸手術で人工物を使わない
  • Point3. 自然な仕上がりが期待できる豊胸術 脂肪注入豊胸を知る

上記の3つのポイントが重要です